2023　修士設計

想定された行為に縛られた場所から解放され、人やモノが移り変わりながらその時々に適した場所が彩られる時、オフィスビルは都市の総体を映し出すものとして見えてくる。

本提案は身体の感覚によって認識される空間を設計する方法を示すことを目的とし、５人の学生が生活する学生寮を提案した。

人と建築を強く結びつける手法として、自らの手で施工する「セルフビルド」をテーマに、その特性や構成手法を分析することで、人と地域に密着した建築の設計手法を検討する

わたしたちは建築や場所に対する「愛着」を大切にする必要がある。本提案では空間への愛着形成に関わる要素を用いて、「愛着空間」を設計するための手法を提案する。

美術鑑賞を目的としていない人も訪れやすい美術館としてユニクロを複合した美術館を提案する。特徴を持つ6つの展示空間と売り場が隣接し、買い物と美術鑑賞が交差する。

本研究は空間の比較を促す反復表現を試みるものである。単位空間の間に伸縮可能な緩衝空間を設け、室間の距離や開口等の隣室関係により室の特徴が決まる住宅を設計した。