2023 卒業制作
旅人の足跡
鶴岡千里 築理会賞幾千、幾万、幾億の旅人たちが通った東海道箱根路の石畳。道路建設により途絶えた道が建築により再び繋がり、旅人たちの記憶を紡ぐ。
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音の発掘 -都市の音から導かれる新しい風景-
佐古統哉 学科最優秀賞いまある音に気付き、見えずとも存在する音源に思いを巡らすことを音の発掘と呼ぶ。建築操作で都市の音を分解、人々が自分の意識の及ばぬ風景を知覚できる建築を考える。
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時間のイメージ -時間の空間化の検討を通した複合施設の提案-
松永萌子 学科優秀賞時間について考えるとき、空間のことばを借用するが、わたしたちは時間についてどのような空間をイメージしているのだろうか。3つの試みを通じて複合施設を計画した。
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アンソロジーの風景
諸田華 非常勤講師賞それぞれに紡がれていく私と場所の物語が集まり、まちの風景を繋いでいくインフラとしての図書館を提案する。
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カゲでつながる
神尾凜也 奨励賞私たちは、光を主軸とした設計より、カゲを主軸とした設計が必要ではないだろうか?本設計では、ボリューム計画から詳細計画まで、カゲを主軸に、集合住宅を設計する。
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今日も、橋のたもとで
北川巴菜 奨励賞わたしとあなたをつなぐ空間、あるいはへだてる面。その境界をつくり、ほどく。たくさんの「ひとり」が居心地を共有する、橋のたもとの交流拠点の提案。
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土木と人の狭間に -首都高速解体の代替案-
渋谷昂佑 奨励賞土木構造物は身近な場所にあるにも関わらず心理的には遠い。すぐそこにあるのに埋まらないその隙間を建築をもって埋めることを考える。土木と人の橋渡しとなる建築の提案。
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冬の纏い方
田辺悠馬 奨励賞雪との繋がりを介してまちの活性化を行う建築の提案。雪の行き先を決める勾配屋根が雪山のような外観を作り、建築と雪の関係によって様々な空間を作り出す。
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湧き巻き溢れる命の塊 -鎌倉の守り神と共に-
中原摩耶 奨励賞鎌倉の観光地でもある鶴岡八幡宮の源氏の池で、機能が変化する諸室によって、不特定多数の人々や生物がまじりあう大地のエネルギーに溢れた保育園を設計した。
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萍水相逢う -ふと出会い、巡る-
原英里佳 奨励賞木々の縫い目に誘い込まれるように足を進めると美術館があった。人々は不忍池の上で新たな芸術文化と出会う。水上での一筋の散策路で、鑑賞体験が展開されていく。
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連綿する試考と自在なる彩り
福西陸 奨励賞ワタシは、福西 陸によって作られた機能を想定されずに作られたモノである。人々はワタシに対し考え、試す。連綿する試考は人々の暮らし、空間、風景に自在なる彩りを与え
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わたり
丸山周 奨励賞あるアカマツがその球果をひらいたとき、小さな種子とアカマツという場所の輪郭とのあいだで密かに別離が取り交わされる。いま、この地点に来着した建築の小片が、輪郭の別
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土環 -堆肥葬という新たな葬送空間-
吉川実里 奨励賞「土に還る」という自然な生命の循環を現代の技術で実現化した “堆肥葬” という新たな葬送空間の提案。時間と共に変わる風景や空間と、変わら
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みせとくらす
青木仁志築地は明治時代の雑居地で文化が交わる場所だったが現在では活気を失いつつある。木密地域のデザインを再構成し、観光客と地元住民の交流拠点を再生・再出発を目指す。
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Memento Mori身近な人の死から知った、墓地に対する現代の問題を解決し、Memento Mori “死を意識することで今を大切に生きることができる” という意味を込めた、公園と、新しい弔い方の提案
池田恵墓地の現代問題を解決し “死を意識することで、今を大切に生きる” ための公園と、新しい弔い方の提案。心地よい公園に眠る大切な人に会いに行
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巡るただいま、子どものすまい
石垣宏樹街から遊び場が減少し、子どもが失いつつある社会での居場所をつくり、住人の入れ替えが自然と起こることで老いないファミリー向け住宅を、皮革産業の町、木下川で考える。
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なかのガラパゴ基地
梅田真結本と基地。アクションを起こす拠点であり、逃げ込む安全地帯である基地。東京が、人を受け入れる懐の深い街になるきっかけの都市。
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地下水と暮らす、湧水を育む
江口太郎かつて私たちの暮らしは井戸や湧水と共にあった。地下水を暮らしに利用しつつ、雨水と共に地中に還すことで湧水を保全する集合住宅のモデルを提案する。
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其地の遷移 -想造の軌跡とふと見入る一時を樹立する場所-
大原和輝建物が解体し、新しくなるほど、其地(そこ)を構成していた環境ともに消えてしまう。みなとみらいは元々、海であった部分を埋め立てたことで生まれた、日本の一つの顔とし
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世界遺産のまち・とみおかの結び目 -まちとつながる宿泊施設の提案-
唐澤芙貴富岡製糸場を訪れた時いい意味でも悪い意味でも観光地化されていないと感じた。その良さを生かしつつ、まちに活気を与えることができるような場をつくりたいと考えた。
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閑吟茗花 土楼における伝統的な茶文化の再現
コウケンホウ福建土楼の特徴を継承しつつ、現代建築の要素を取り入れ、観光客に茶文化を再現する。伝統と現代、建築と文化、自然と人文の有機的な結合に対する考えを引き出す。
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NEXTUS – New Exploratory TUS –
小玉竜一バーチャル空間上に出現した NEXTUS. 理科大だけど理科大じゃない。新たな視点から現実へのフィードバックも生まれるだろう。何度も訪れることで木のように NE
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殉情に咲く
鈴木亮太このオブジェクトは都市で忘却された感性を内包する。日々せわしなく過ぎるこの都市の生活に、少し立ち止まってすぐ近くにあるこ小さな都市環境と向き合う体験を入れ込んだ
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風が往き、風は生きる
高橋亮スポーツには人を繋げる力がある。その魅力を建築内外に生み出すために風を用いて設計した。風の動きを予測し人を誘導する。地域に開かれた新たなスポーツ施設を提案する。
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道玄坂の化身
谷本慧多「等高線」という地理的文脈を元に構築するシブヤ更新手法を提案する。その手法により、構築される建築は、渋谷の不均質さを増幅させるとともに面的に広がってゆく。
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生成変転舞台 -再開発の観賞方法-
千葉七花老朽化が進み、再開発が予定されているニュー新橋ビルの再開発の仕方の提案。観る観られるの関係を構築し、再開発を舞台化する事で街と緩やかにつながる。
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君という記憶の残し方 -墓石が作る新しい「お墓のお墓」-
塚本柊平これは元来建築が有していた建築における記念性を現代日本でどう作り出せるかという試みである。墓石というメモリアルでしか作れない建築空間は私たちに何を伝えるか。
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路にわたしの道が現象する
中澤真生何気ない一本のみちの上にわたしの居場所をつくりだす。それはまさに、都市の中に広がる森であり、それぞれの歩みが絡み合った空間であり、わたし自身の道でもある。
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小さな情景から広がりゆく世界 〜移ろう葉相を切り取る都市の居場所〜
西村未空感性の触発が阻まれる今の都市にも残る移ろう情景。葉の小さな移ろいは大きな移ろいを投影する。都市で生活する人々が、切り取られた葉の情景から感性を磨く都市の居場所。
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みちの裏返し
萩野里奈高架や車道は歩道と共存できずにいる。結果、街は分断され歩くための道が失われている。そこで、それぞれの道が関わり合う歩くこと自体が目的となる道の在り方を再考する。
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共鳴の在処
三浦柊太新駅建設計予定地の敷地において既存雑居ビルを残しつつ駅機能を挿入する。大きな操作と小さな操作により人と空間が新たな関わり方を持ち新たな居場所が生まれる。
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漂い留まる商店街
山中伸恵高齢化により衰退した商店街で、幅広い世代のための新たな居場所空間をつくる。
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