2020 修士設計

音を構成要素と捉えた建築の提案 -「新建築」作品における音に関する建築的操作分析を通して--1

音を構成要素と捉えた建築の提案 -「新建築」作品における音に関する建築的操作分析を通して-

大月彩未

音に関する建築的操作の分析をし、音を空間構成要素とする文化施設を設計した。音による新たな環境調査方法・形態や配置・緩やかな空間の分節あるいは接続の仕方を示した。

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生成変化するデジタルオーナメント 生成変化するデジタルオーナメント 異化効果としての他者-1

生成変化するデジタルオーナメント 生成変化するデジタルオーナメント 異化効果としての他者

田野口貴成

デジタル技術の発達がオーナメント再興の契機である。哲学者ドゥルーズの切断的側面に焦点を当て、細分化アルゴリズムで新たなデジタルオーナメントをデザインする。

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人類学的思考の建築学への応用 -多自然主義的視点での分析を通して--1

人類学的思考の建築学への応用 -多自然主義的視点での分析を通して-

鳥海沙織

人類学中で、人間を含めた主体をとりまくモノ全てを自然と捉える多自然主義の視点を、建築学へ応用する。人がどうあるべきかを思慮する一つのきっかけとなることを目指す。

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地下を利用したアーティスト・イン・レジデンス施設の提案 -狭小住宅における地下居室の定量分析を通して--1

地下を利用したアーティスト・イン・レジデンス施設の提案 -狭小住宅における地下居室の定量分析を通して-

本多希

狭小住宅の地下居室の類型化により特徴を明らかにし、その類型を応用して、上野にある廃駅舎の改修を通じて地下を利用したアーティスト・イン・レジデンス施設を提案する。

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建築治癒論-1

建築治癒論

木下喬介

建築を治癒することは建築を完全に治癒しないことである。本提案では被災建築の余生を設計、一過性の処置ではなくひとつひとつの部位を長期的に治癒する方法を提示する。

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建築家のスケッチにみられる祖型を用いた建築の提案 -青木淳の住宅作品におけるスケッチの分析を通して--1

建築家のスケッチにみられる祖型を用いた建築の提案 -青木淳の住宅作品におけるスケッチの分析を通して-

久保遥

建築家が建築を構想する際の根源となる形(祖型)について青木淳の住宅作品のスケッチを対象に分析し、祖型の応用、変換を行うことにより新たな祖型及び建築を提案する。

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人為的変化の様式 -使用者によって変化する「タネ」と建築の提案--1

人為的変化の様式 -使用者によって変化する「タネ」と建築の提案-

倉持翔太

家具を動かす、付け足すなど日常の中の小さな変化を建築スケールに転換する設え=タネを提案する。タネを用いた建築では、使用者によって内外の質や位相的関係が変化する。

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絵画における精神空間の立体への応用 -ワシリー・カンディンスキーの絵画における色彩分析を通して--1

絵画における精神空間の立体への応用 -ワシリー・カンディンスキーの絵画における色彩分析を通して-

斉藤夏樹

純粋抽象画家であるカンディンスキーは色彩を用いて自身の精神空間を絵画に表出させた。本研究では彼の色彩理論に基づき彼の絵画を立体化し、精神空間の建築化を試みた。

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美術品がつくる美術館 -東京国立近代美術館所蔵作品を対象として--1

美術品がつくる美術館 -東京国立近代美術館所蔵作品を対象として-

科埜有紀

美術品から展示空間および美術館を設計する。試設計として、東京国立近代美術館の収蔵作品を対象に、特徴的な12の展示室からなる美術館を提案する。

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地勢と時層の特異性から創出する建築 -赤羽台地の建築と“基盤”を応用した設計手法--1

地勢と時層の特異性から創出する建築 -赤羽台地の建築と“基盤”を応用した設計手法-

須釜崇弘

東京北端部の赤羽台地において、特異的な基盤を応用し再構築することで地勢と時層を継承・拡張した、地域の憩いの場として未来へ繋ぐ新たな建築プロジェクトを提案する。

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未完の想造 -見立てを用いた風景の解釈による多義的な建築--1

未完の想造 -見立てを用いた風景の解釈による多義的な建築-

田島佑一朗

「見立て」に着目し、既存のフレームから外れた風景と人間の関係を構築するため、個人のフレームに基づく多義的な解釈によって想像・創造的体験をする場としての建築提案。

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自然と一体化する建築 -代替・様相・連関の視点に基づく設計手法--1

自然と一体化する建築 -代替・様相・連関の視点に基づく設計手法-

田中大我

自然と建築の関係を、代替・様相・連関の3つの視点で捉える。建築の一部を自然に置き換える事で、時間変化する曖昧な空間性を持ち、自然の循環を享受する建築を提案する。

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軌跡の洞窟 -ねじれた線織面による曲面建築の提案--1

軌跡の洞窟 -ねじれた線織面による曲面建築の提案-

長谷川千眞

単純な架構を少しずつずらしながら連続させ、滑らかな一枚の曲面を描く。直線の軌跡で表現される線織面に着目することで、軽やかさを持つ新たな洞窟の様な空間を提案する。

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多様な光環境を用いた水辺空間の提案 -アルヴァロ・シザの公共建築における光環境の分析を通して--1

多様な光環境を用いた水辺空間の提案 -アルヴァロ・シザの公共建築における光環境の分析を通して-

比佐彩美

シザの公共建築の光環境の分析を通して、光環境の特徴とその形態的特徴を明らかにした。これらを応用して多様な光環境を用いた人間と生物が共存可能な水辺空間を提案した。

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風景を想起する第五世代美術館建築 -歌川広重による名所江戸百景の分析を通して--1

風景を想起する第五世代美術館建築 -歌川広重による名所江戸百景の分析を通して-

深田奈瑞

美術品とは「気付きがあること」と捉える。都市に風景を想起させる建築を提案することで、周辺建物や他者への興味を惹く、有効な第五世代美術館建築になりうると考える。

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天井設計論 -天井の凹凸と、空間性の変化の連関について--1

天井設計論 -天井の凹凸と、空間性の変化の連関について-

堀江欣司

天井による空間分節について分析した。その結果を設計に用いてこれからの公共空間のありかたについて考察した。

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拡張自己の建築 -身体性の再考による住宅の思考実験--1

拡張自己の建築 -身体性の再考による住宅の思考実験-

山本尚弘

私は現代における原始的な暮らしを4つ設計した。人々の暮らしを解体し、最小化することで不定形な暮らしをデザインした。それによって無限の創造を生み出す試みである。

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