2022 卒業制作

外濠で満ちて ~濾過水で外濠を満たし、心満たされる都市の居場所~
吉田周和 築理会賞非常勤講師賞学科優秀賞上京した時から感じている、人と水との乖離や水への近づき難さから考える新しい都市の居場所についての提案。濾過の建築化と水動線から生まれる空間。
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刻まれた線の追憶
中村萌香 学科最優秀賞「昔ここ、何があったっけ」 幼い頃の記憶をすぐに思い出せなくなってしまう 現代の都市開発の在り方への疑問から、<土地の記憶>を継承し、未来への拠り所となる建築の
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高層性の再考 -オフィスビルの解体と象徴化-
渡邊未悠 学科最優秀賞象徴性のある外観と垂直性のある内部空間を塔に倣い、現状のオフィスビルを塔として再構築することを試みた。コアを解体することで縦の連続性を内包した執務空間の提案。
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交錯するユビキタス
岡野麦穂 学科優秀賞変わりゆくまち、金町における駅前団地再生計画。ユビキタス(普遍性)の交錯によって、人々の建築的知性をくすぐり、「これから」を許容する新たな世界を提案する。
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渋谷表裏反転 ~地形を生かした再開発の提案~
青木蓮 奨励賞近年行われている渋谷での再開発は渋谷の面白さである地形を壊している。地形を生かした再開発は未開発エリア全体と呼応し、エリア全体の活性化につながる
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暮らしの模索と学び
小川隆成 奨励賞与えられる選択肢、それらの中から合理的なものを選び生きていく。窮屈で、退屈で、つまらない世の中。そんな世の中で私は、暮らしと建築とモノづくりと向き合う。
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渚へ寄る波、寄ろふ山並 -三浦の地方創生三角拠点-
日下部春花 奨励賞海と山が隣接する自然の豊かさが三浦の魅力である。しかし、人口流出に伴う財政状況の悪化が深刻であるため、自然と寄り添う持続可能な地方創生拠点を提案する。
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センイ替え ~日常と災害を織り、地域を紡ぐ。〜
駒塲友菜 奨励賞劣悪な環境下での避難生活。コミュニティから切り離された人々は、独自の工夫によりコミュニティ空間を築き上げた。災害時に避難所として機能する公共施設の提案。
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先導の砦
田中杏 奨励賞わずかに残る過去を守り、孤立した機能を利用する人々へ新しいこととの出会いをもたらす、切り離された時代と機能へ川口の人々を導く拠点となる、先導する砦を提案する。
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音像の採譜 -音の記譜法が紡ぐ私の記憶-
土居将洋 奨励賞音には空間性や記憶から想起される映像性がある。そのような特徴を持つ「音のみ」をコンテクストとして設計を行う。本提案では、現象としての建築とその記譜法を提案する。
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まちの歴史にわたしを刻む
中根隆斗 奨励賞建築中央部を住民が好きな本などを飾るギャラリーとして開放する。ギャラリーは自己表現の場であると同時に他者を知る場となり、その場を通して地域の共同性を再構築する。
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移ろう光に身を委ね -子どものための子どもの国-
能祖珠実 奨励賞膜屋根を通して降り注ぐ光は、空間に流動性を与える。子どもたちは光によって導かれ、居場所を選択していくことで一人ひとりが幸せを感じる物語を紡いでいく。
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Sablier Terrace
ピート染谷瑛海柏駅の治安問題・放置自転車問題の二つの問題解決に向け、閉店したそごう柏店の地で象徴として残る回転レストランを軸に残して新たに自転車置き場と棚田の計画をした。
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錯層を前にして
池戸美羽街の層が姿を現した。隠され、閉ざされてきた街の層を。離れ、重なり、層は錯綜する。錯綜を前にして、今、ここを知る
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Interfaced:Akihabara
板倉駿介急速な情報化社会の浸透によって二重化された環境に建築・都市は置き去りにされている。当提案では現実空間が情報空間に浸透し、相互が連帯する近未来の建築像を構想する。
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交差する趣味
市原玲菜うつ病患者や自殺者の数といった社会問題に対応するため、鬱の治療に有効とされるなかでも、一人で行いにくい趣味への没頭をテーマにした建築。
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子どもとまちが交わり育つ
岩男聖那生活環境によって異なる子ども達の経験値を是正することのできる施設を、子ども達への体験活動を通して街全体の活性化を図ることのできるプログラムと共に提案する。
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eight -引き寄せ、寄り添う福祉施設-
岩谷瑛里八という数字に込められた「引き寄せる」という意味を汲み取り、人々を引き寄せる新たな福祉施設を提案する。正八角形の屋根を持つ三棟の建物は、住民の集いの場となる。
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農のある日々を -まちで紡ぐ界隈性-
鴨田靜乃都市化が進む現代では人間関係が希薄化し、交流の減少、及び忙殺によるストレスを抱える人が増加している。そうした日々の摩擦を緩和すべく農による第三の場所の提案。
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私の弔われかた
川岸美伊現代の作業的かつ画一的な弔いに疑問を抱いたことから始まった、「私の弔われかた」の設計。小説の執筆を通してシーンの集積を建築化するという手法によって設計した。
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四日市治癒構想
川口陽平まちを西洋医学的でなく、東洋医学的に治癒する。私はまちを人間の身体と捉え、まちの結節点に心臓部を設計し、街全体に住民という血液を循環させる。
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まぜこぜツム 〜遊ぶ×暮らす×学ぶの融合〜
川島龍太郎高層ビルは都市の視覚的魅力を高め、都市空間を形成するための役割を果たしながら開発が進められてきた。高層ビルを設計する。
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産土の残景
北井宏佳大きな喪失において、心のよりどころとなるのはどんな場所でしょうか。墓地と土地の守り神である産土とを結び付けて、地域の人々のよりどころとなる場所をつくります。
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スキマより愛をこめて
楠本まこと中古の建物がその価値を認められないまま取り壊されてしまうことに対して投げかけたい。4つのすきまのぞいたあなたは何を感じましたか。
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透き渡る -新都心のワークスタイル改修-
近藤亜紗新都心における高層事務所ビルの改修により、より豊かで自由なワークスタイルを実現させる空間を目指す。
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120m×120mの巣で育つ
坂本海斗保育施設の子どもたちを閉じこめている厚い壁=殻を破り、保育室を街に展開する。成長と共に破る殻が子どもに出会いを与える子ども園を提案する。
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単調な世界に多彩な暮らしを
塩島健太単調な世界に曲線を持ち込むことで多彩な空間をつくりだし、人々の暮らしに変化をもたらす。考えるきっかけを与える住宅の提案。あなたならこの空間でどう暮らしますか。
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波源
竹内志織近代化によって人と商店街の距離が離れている今、新たな繋ぎとなる媒体が必要なのではないだろうか。それは急に落ちてきた水滴のように全体を震わせ、広がっていく。
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観光スポットのなかのスポット -地域活性化を目指す拠点づくり-
立元佑樹地域活性化の促進のため、既存の観光スポットに囲まれた場所で新たな「スポット」をつくり、更なる発展と地方の社会問題の解決を目指した計画を横須賀市の一街区で行う。
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私以外、流るるる
中尾美貴子日常の中に誰にも侵害されない独りのための場所は救いとなり、聖域となる。「流れ」が意識を独りにしてくれるという考えを、独り空間の充実していないペデストリアンデッキ
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忘れたくない日々に、花を。 〜結婚式と生前葬、そして普通の日〜
新井田葵時代の流れにより変わりつつあるハレの日。ハレの日に欠かせないお花でハレの日の建築を再考し、設計する。
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コンビニカテドラル
二見透コンビニという経済的合理性を追求した無駄のない建物に、西欧の教会の立ち位置に倣った余白をあえて挿入することで世代横断性のある地域の拠点となるような建築を提案する
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見えない世界をみること、見える世界にふれること
丸田紗羽人は、知覚できる情報の8割を視覚から得ている。視覚障害者たちは、世界をどのように捉えているのか。「見る」ということから無縁な視覚障害者のための美術館を設計する。
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延命計画109 -XX年後のわたしたちへ-
宮原すみれXX年後の長寿社会、かつて私達が青春時代を過ごした建物群はノスタルジーの象徴と化した。109を題材にストックに情緒的価値を見出した新たなコンバージョンのあり方を
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